外観はとてもシンプルなN様邸。初めて訪れる友人などは、住空間とのギャップに必ず驚くそうです。

天頂まで続く板張りの勾配天井に加え、存在感たっぷりの太鼓梁や枝を残した丸太柱で個性をプラス。
これだけでも森の中にいるような迫力なのだが、さらに漆喰やスギ板を用いた内壁は柱や梁を現し、ご主人が思い描いた 『木の家』をより印象づける仕上げとなりました。

加齢配慮などでフラットな床が支持される傾向にあるが、ここではダイニングを40センチほど高くしてスキップフロアにしている。
目的は「空間にメリハリを付けること」。

リビングと続き間で使える和室。応接間としても活用したいと、玄関ホールから直接出入りができる。

玄関の土間収納は容量たっぷり。味わいのある欄間は、装飾だけでなく本来持つ採光・通気の役割も担っています。