平屋建てのS様邸は、玄関やリビングから奥へ行くほどプライベートな空間へとつながっている。
家族の時間を大切にするためパブリックスペースであるリビングが中心となる間取りとしている。

シーリングライトを付けなかったことですっきりとしたリビング。
夜はダウンライトの落ち着いた光に照らされるくつろぎスペース。
ソファーセットやダイニングテーブルなどの家具を置かず、家族がそろったときにも広々と使える空間に。

農作業のあとでも気兼ねなく使える家族用の入り口も設けた土間風玄関。
奥のシューズクロークから食品庫へつながっています。

廊下の一番奥にバスルームなどの水回りを配置。ランドリー室としても利用される洗面脱衣室にはかなりの広さを確保しました。
S様邸の洗濯物は１日に３回、毎日大変な量だ。それらを室内干しできるスペースと、乾いたらすぐに収納できるクローゼットを隣接させた回遊性のある配置で、洗濯にかかる家事負担を軽減。広いスペースがあることで、子どもたちがお手伝いしやすくなるというメリットも見逃せない。

子ども部屋は南向きに男の子用と女の子用の2部屋を用意し、間にスライドドアを設置しました。